街道をゆく42・苔筵

『街道をゆく42』は鎌倉と横須賀です。

 

鎌倉で苔(コケ)が登場しました。

 

まずひとつめの苔。

 

「化粧坂」より

「夜具は筵(こけむしろ)だったという」

 

化粧坂(けわいざか)は鎌倉七口のひとつ。

鎌倉時代後期、二条という公家の娘が

出家して鎌倉に向かいました。

鎌倉に入る前夜、江ノ島の岩屋に泊ります。

旅装の上に重ね着し

筵のような苔の上でやすんだようです。

 

ちなみに万葉集には苔筵の歌があります。

「み吉野の青根が峰の苔むしろ

誰が織りけむ 縦緯(たてぬき)なしに」

 

 

ふたつめの苔。

 

「青砥藤綱の話」より

「それらの岩肌が、湧き水に濡れて、

さまざまなを育てている。」

 

司馬さんは鎌倉七口のひとつ

朝比奈切通を歩きました。

 

執権北条泰時のときにつくられたこの道は

昭和31年まで700年以上使われました。

いまも土の道のままで

ハイキングコースになっています。

 

ちなみに

青砥藤綱(あおとふじつな)は

執権北条時頼に仕えた武士です。

 

鎌倉の滑川に落した10文を

50文かけて松明を買い捜したという

逸話が『太平記』にある人物です。

 

司馬さんが子どものころには

教科書にのっていた有名な話だそうです。

聞いたことがあるような気もしますね。

 

 

22日に降った雪がまだ所々残っています。

ほんとうに寒いですね。

明日からもまだ寒い日が続きそうです。

 

 

『街道をゆく』司馬遼太郎
42・三浦半島記

モミジと苔(コケ)一月中旬

モミジの鉢の苔1月

モミジの鉢の苔(コケ) 1月18日

一月のモミジの鉢植えです。

 

モミジ・カエデは休眠期ですが

すでに木の内部では

活動をはじめています。

 

この時期、剪定はできません。

 

鉢土を覆っている苔(コケ)は

たぶんホソウリゴケとギンゴケですが

なんとか緑色を保っています。

 

ちなみに

鉢の縁に置いた二つの肥料

(発酵油かす固形肥料)の下は

苔が消えてなくなってしまいます。

 

寒肥の時期なのでやむを得ません。

 

モミジ・カエデは

三月の新芽を待つだけです。

苔は春まで緑のままかどうか。

 

 

昨日は春のような暖かさでした。

明日は大寒(だいかん)。

来週は暦どうり寒くなりそうです。

 

街道をゆく41・ワラビ(蕨)

『街道をゆく41』は青森県です。

 

青森県には苔スポットとしても有名な

奥入瀬渓流があるので期待したのですが

残念ながら苔(コケ)は登場しません。

 

シダ植物のワラビの記述がありました。

 

ひとつめのワラビ。

 

「岩木山と富士山」より

「この丘は、

春は、ワラビの宝庫だという。」

 

司馬さんは、太宰治が生まれた

津軽半島のつけ根の金木町にいます。

 

太宰治の作品『津軽』に

町はずれの高流(たかながれ)という

地名の小山?だか丘がでてきます。

 

津軽富士とも呼ばれる岩木山は

この丘から眺めるとじつに美しいという。

 

 

ふたつめの蕨(わらび)。

 

「斗南のひとびと」より

「食べものとえば、わずかな扶持米と稗、

それに山野を歩いて採った葛や蕨」

 

戊辰(ぼしん)戦争に破れた会津藩は

青森県下北半島にうつされ

斗南藩(となみはん)と名を変えた。

 

蕨(わらび)は

まだ葉のひらいていない若芽を食べたり

根茎から取れるデンプンで

ワラビ餅をつくったりします。

 

蕨の葉がひらくとシダそのものです。

 

 

昨日は日差しがあたたかでした。

今日は晴れているのに気温が低いです。

明日も寒さが続きそうです。

 

 

『街道をゆく』司馬遼太郎
41・北のまほろば

冬の苔玉テラリウム2018

苔玉テラリウム2018年1月

苔玉テラリウム2018年1月

苔玉(こけだま)を

ガラス容器の中で育てる

苔玉テラリウムです。

 

昨年(2017年)9月29日投稿の

苔とシダの苔玉テラリウム

で紹介した苔玉の今の様子です。

 

室内で育てていたシダ類のプテリスと

おなじく室内で育てていた山苔を使って

苔玉に仕立て直してから3か月ほど経過。

 

苔もシダも窓の光の方に向かって

元気に生長しています。

 

北向きの部屋の窓際に置いて

普段は蓋をしてあります。

乾燥しないのでこの3か月

一度も水をやっていません。

 

毎年思うのですが

寒い冬に室内の苔がきれいに見えます。

冬の苔玉いいものですよ。

 

 

ちなみにモミジ・カエデですが

12月中旬から2月上旬にかけて

寒肥(固形油かす)の時期です。

 

 

今日は小寒、暦どうりの寒さです。

あいかわらずの苔・シダ・モミジ

今年もどうぞよろしくお願いします。