苔玉(こけだま)作りの適期

人気の苔玉(こけだま)ですが

自分で作るのならいつがいいのか?

 

苔玉(こけだま)の作り方

に書いてありませんでしたので

追加しておきます。

 

もちろんいつ作ってもいいのですが

寒い冬や暑い夏はどうもね。

 

ということよりも

作った苔玉を長く愉しむのであれば

やはり適期があります。

 

苔玉では植え付ける植物とともに

いやそれ以上に苔が重要です。

 

植物の状態がよかったとしても

苔の状態が悪ければ

苔玉としてはだいなしです。

 

植え付ける植物を

シダなどの丈夫な観葉植物とし

根鉢をあまり崩さないことにすれば

あとは苔です。

 

苔の生長期は春と秋です。

夏と冬、苔は休眠状態になります。

 

ですから

生長期の前半に苔玉を作って

夏(または冬)になる前までに

苔が生長し定着するようにすれば

その後の真夏(または真冬)を

乗り越えて育ってくれるでしょう。

 

苔玉 山苔とシダ 6月

苔玉(こけだま) 山苔とシダ 6月

写真は6月上旬の苔玉です。

 

ホソバオキナゴケという

山苔(ヤマゴケ)の状態が

とてもいいですね。

 

この苔玉を作ったのは

撮影の1年前の5月上旬です。

 

ということで苔玉を作るのなら

春なら3月から5月頃

春分から梅雨入り前まで

 

秋なら9月から11月頃

秋分から初霜が降りる前まで

がよさそうです。

 

 

まさにこれからが

春の苔玉作りの適期ですよ。

 

 

昨日は晴れて暖かでしたが

今日は寒くて雨も降りだしました。

明日からは四月ですね。

 

モミジ実生1年と2年目発芽

イロハモミジ実生苗1年

イロハモミジ実生苗1年と2年目の発芽

イロハモミジの実生苗

ようやく新葉が

ひらきはじめました。

(上の写真)

 

発芽から丸1年経過

タネをまいてから

二度めの春です。

 

今春は気温が低いのか

モミジの新葉がひらくのが

昨年より少し遅いようですね。

 

昨年(2016年10月15日)投稿の

イロハモミジ発芽から七カ月

で紹介しましたが

葉が落ちるの早かったので

枯れたのではないかと

心配していました。

 

実生苗の新葉がひらいてよかった。

 

ちなみにイロハモミジの実生苗の

丈は8cmほどに伸びています。

 

そして

嬉しいことがもうひとつ。

 

プラスチック鉢の中央あたりに

ちょっとわかりにくいのですが

ひらきかけている双葉が二つあります。

 

モミジ・カエデの完熟したタネは

まいてから発芽するまで

2年かかることが多くあります。

 

一昨年(2015年9月23日)投稿の

モミジのタネをまいてみます

を読み返してみました。

 

まだ熟していない緑のタネと

完熟したような茶色のタネと

両方まいたのを忘れていました。

 

完熟したイロハモミジのタネが

2年目にちゃんと発芽したのですね。

なんかモミジってスゴイな。

 

イロハモミジ発芽2017年3月

イロハモミジのタネ発芽 2017年3月

それから下の写真。

 

昨年(2016年)九月にとりまきした

イロハモミジのタネから

この春数日前に発芽しました。

 

まいたタネから芽が出ると

嬉しいものですね。

 

それと

昨年から冷蔵庫に保存しておいて

この春にまいたイロハモミジの

タネからもようやく発芽しそうです。

 

さらに

冷蔵庫の野菜室の中で発芽して

モヤシになっていた実生苗?を

鉢に植えておいたのですが

なんだか根づきそうな感じです。

 

イロハモミジは丈夫ですね。

また後日紹介します。

 

モミジ実生苗の育て方

 

 

東京では桜が開花しました。

今日はすこし肌寒いようです。

桜の見頃は来週末のようですね。

苔の蒴ふくらむ・三月中旬

苔の蒴ふくらむ 3月17日

苔(コケ)の蒴ふくらむ 3月17日

苔(コケ)の蒴(さく)が

ふくらみはじめました。

 

苔の中から細長く伸びたのが

茎のような蒴柄(さくへい)。

 

蒴柄の先についているのが

蕾のような蒴(さく)です。

 

コケ植物は胞子を飛ばして増えます。

 

胞子が入っている袋が胞子嚢(のう)で

コケ植物では蒴といいます。

 

先月(2月24日)投稿の

モミジの鉢に苔の蒴柄・二月

ではまだ蒴柄が伸びているだけで

蒴はありませんでした。

 

ここ数日で蒴がふくらんだようです。

 

モミジの鉢土に生えてきた苔は

ギンゴケとホソウリゴケが

まざったものだと思います。

 

蒴の形や色は分類上の特徴で

コケ植物の種類によって様々です。

 

けれども未熟な私には

どの苔の蒴なのか

残念ながらわかりません!

 

苔の蒴がふくらむのは春と秋

花のように見える蒴もありますよ。

 

 

昨日今日とあたたかでした。

今日は彼岸の入り、もうすぐ春分です。

モミジの新葉がほんの少し

広がりはじめました。

 

モミジの芽ふくらむ三月上旬

モミジの芽・三月上旬

イロハモミジの芽がふくらむ3月9日

イロハモミジの実生苗

発芽から1年経過しました。

 

硬かった冬芽が

先週あたりから

ふくらみはじめました。

(上の写真)

 

モミジ・カエデは春分頃から

本格的な生育期に入ります。

 

芽がふくらみはじめたら

日陰に置いた鉢は

日当たりのよい場所に

移動するようにしています。

 

遅くとも三月下旬までには

移動したほうがよいでしょうね。

 

また

保存しておいたタネがあれば

種まきする時季でもあります。

 

昨日、私も

冷蔵庫の野菜室に保存しておいた

イロハモミジのタネを取り出して

小さな鉢にタネをまきました。

 

イロハモミジのタネは

昨年の九月下旬に

2本の木からとったものを

それぞれ濡らした新聞紙に包み

ビニール袋に入れ口をしばって

野菜室にずっといれておきました。

 

とりだして新聞の包みを開いてみると。

 

まずひとつめは

ほんのすこしですが

発芽しかかっているタネがひとつ。

 

そんなこともあるのかと思いつつ

二つに分けてタネをまきました。

 

そしてふたつめ

新聞の包みをあけてびっくり。

 

なんとすでにたくさん発芽していて

まるでモヤシ!のようでした。

下の写真はその中の一本です。

モミジの発芽モヤシ

イロハモミジの発芽モヤシ

 

5cmほどに生長していますが

発芽してから何日ぐらい

経過しているのでしょう?

 

大豆のモヤシなら

1週間ほどで

食べられるようですが。

 

とりあえず

まだ発芽していないタネは

普通にタネまき。

 

モヤシのような発芽苗は

食べるわけにもいかないので

ものは試し、だめもとで

まとめて鉢に植えてみました。

 

大豆モヤシは植えれば

なんと育つ!ようです。

 

用土は赤玉土小粒のみ

ふるいにかけて微塵を除いたものです。

鉢はミニ盆栽用の陶器鉢を使いました。

 

ちなみに

昨年の秋にとりまきしたタネは

まだまったく発芽していません。

 

冬の間は冷蔵庫の野菜室より

外(ベランダ)の温度の方が

低いですからね。

 

次回のタネの保存は

野菜室ではなく

もちろん冷凍庫でもなく

冷蔵室にしてみます。

 

種まきのタイミングは

もう少し早いほうがよいのかも。

また来年ですね。

 

イロハモミジの発芽の様子と

モミジモヤシのその後について

変化があればまた紹介します。

 

モミジ実生苗の育て方

 

 

きのう今日とよく晴れました。

朝はまだ冷えますが昼は暖かです。

今年の春は気温が低くなりそうだとか。

 

街道をゆく31・苔モース

『街道をゆく31』はアイルランドの続編。

 

苔(コケ)の記述が三か所ありました。

 

まず一つめ。

 

「ケルト的神秘」より

「そのわずかな土にが、

緑えのぐのように

べっとりと付着している」

「モース」

「ジョン・ライリー氏は近づいてきて、

私のてのひらの中のを指さした。」

 

司馬さん一行のガイド兼ドライバー

であるジョン・ライリー氏が

「moss」と言ったのを

司馬さんは「モース」と書きました。

 

mossはもちろん苔の意味です。

苔にはコケ植物、地衣類のほか

小さなシダ類なども含みます。

 

司馬さんは「べっとりと付着」

と表現されていますので

もしかしたら地衣類かもしれませんね。

 

ちなみに

コケ植物は bryophyte

?ちょっと読めませんね。

地衣類は lichens ですが lichen は

蘚苔や苔と訳されることもあるようです。

 

二つめ。

 

「カラハと葬送曲」より

「要するに、風が運んできたホコリを、

一週間に何日かは降る雨が

それを濡らせて飛ばないようにし、

あとはか草かが生えて、

薄皮まんじゅうの皮のように

表面をかためているだけなのである。」

 

アラン島(諸島)は

「一枚の岩盤でできていて土壌はない」

のだそうです。

 

日本だけでなくアイルランドでも

岩から最初に生えてくるのは

やはり地衣類や蘚苔類などの

いわゆる苔ですね。

 

そして三つめ。

 

「妖精ばなし」より

「妖精の一種族である

ピスキーの食べ物といわれる

黄色い蘚苔のつく森」

 

アイルランドには妖精がいるそうです。

妖精は黄色い苔を食べるのですね。

苔に覆われた森は妖精が似合います。

 

 

昨日は雨。今日は晴れ。

もうすぐ啓蟄(けいちつ)です。

モミジの芽がほんのすこしだけ

ふくらんできたようです。

 

『街道をゆく』司馬遼太郎
31・愛蘭土紀行2