コケにされた司馬さん

『街道をゆく2 韓(から)のくに紀行』

すべて韓国紀行で

苔(コケ)は登場しなかったのですが

最後の章「近江の鬼室集斯」に

苔(コケ)の記述がありました。

 

滋賀県蒲生郡日野町にある

鬼室神社(きしつじんじゃ)の描写です。

 

「社殿は瓦ぶきで、

社殿というより神楽をあげる舞台らしい。

その背後に、

神殿が小さく苔の上に置かれている。」

「そのそばに樹齢四百年ばかりの

杉がそびえている」

 

検索した写真で見ると

杉の大木の根元あたりに

緑の苔が広がっているようです。

 

写真ではコケ植物の種類までは

よくわかりません。

杉の木の根元に生える苔には

ホソバオキナゴケ(山苔)なども

ありますが違うようにも見えます。

 

ところで

「大邱のマッサージ師」という章に

司馬さんがホテルのフロント係に

コケにされた話しが出てきます。

 

「こけにされてしまうのも業っ腹だから」

と書かれてあります。

 

マッサージを頼んだところ

十倍もの料金を取られたのだそうです。

 

ここでいうコケは

もちろん苔ではなく「虚仮」。

虚仮にするとは

馬鹿にする、あなどるという意味。

「虚仮」は仏教用語で苔とは関係ありません。

『街道をゆく3』へつづく(いずれ)

 

『街道をゆく2 韓のくに紀行』

 

冷たい雨が数日続いた後の

よく晴れた日の朝の道路わき

ギンゴケの緑が鮮やかでした。

 

来週はもう霜月です。

 

テラリウムのハイゴケ、その後

苔テラリウム(ハイゴケ)

苔テラリウム(ハイゴケ)10月18日

koketerra-141018b

朝夕はだいぶ涼しくなりました。

 

テラリウムで生長を観察している

ハイゴケのその後の様子ですが

ここにきてぐんぐんと

生長を再開したようです。

 

猛暑の夏の間は

ハイゴケが蒸れてしまわないよう

涼しい日陰に置いていたので

ほとんどまったくといっていいほど

生長が見られませんでした。

 

涼しくなってきた十月からは

木漏れ日があたる半日陰に移動したので

ハイゴケが生長をはじめたようです。

 

真上から写した写真(上)でみると

今年(2014年)7月12日投稿の

苔テラリウムで生長を観察

で紹介した写真とくらべて

あまり変化がわかりませんが

実際にはその七月時点よりも

だいぶ縦方向に生長しています。

 

それが横から写した下の写真です。

なんとなくハイゴケらしい姿に

なってきたように見えますよね。

 

寒くなるにつれてハイゴケに

たくさん陽があたるようにします。

 

ハイゴケはこれからしばらくの間

さらにどんどん生長すると思います。

 

 

今は第五十候(寒露の次候)

「菊花開(きくばな ひらく)」

菊の花が咲く時季を過ぎ

第五十一候(寒露の末候)

「蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)」

キリギリスが戸口で鳴く頃

になりました。

 

昨日今日とさわやかな秋晴れです。

この時季の晴天は菊晴れとも。

明日も晴れそうです。

 

未成熟で庭のない園芸家

なんとなく見ていた「植物男子ベランダー」

先月で放送が終了してしまいました。

 

最終話のなかでカレル・チャペックの

『園芸家12カ月』が紹介されていました。

 

さっそくこの本を読んでみました。

 

まったく知りませんでしたが

カレル・チャペックは

チェコの生んだ最も著名な作家。

こよなく園芸を愛したそうです。

 

この本で著者いわく

「素人園芸家になるためには、

ある程度、

人間が成熟していないとだめだ。

言いかえると、ある程度、

おやじらしい年配にならないとだめだ。

おまけに、

自分の庭をもっていることが必要だ。」

 

「植物男子ベランダー」の主人公は

ちょっと違います。

おやじらしい風体ではありますが

人間的に成熟しているとは言い難く

都会のマンション住まいなので

庭はなくベランダや室内で

鉢植えを育てるなどして

園芸を愉しんでいますね。

 

かくいう私もそうですが

たとえ人間的に未成熟でも

マンションの室内とベランダでも

素人園芸家?になれるのです。

 

『園芸家12カ月』
カレル・チャペック 小松太郎訳

今は二十四節気の十七番目

寒露(かんろ)です。

朝晩の冷え込みが増して

まさに露寒を感じる頃です。

 

七十二候では

第四十九候(寒露の初候)

「鴻雁来(こうがん きたる)」

雁がシベリヤなど北国から

飛来し始める時季です。

 

秋が深まってきたというのに

また台風が直撃しそうです。

 

 

ハイゴケが回復しつつあります

苔玉(ハイゴケ、プテリス)

苔玉(ハイゴケ、プテリス)

139-141004b

夏の間に生長しすぎて

育てていたガラス瓶の中で

変色後に腐敗してしまった

ハイゴケとプテリスの苔玉。

 

今年(2014年)の8月30日

ハイゴケは伸び過ぎにも注意

で紹介してから1カ月ほど

経過 した今の様子です。

 

この苔玉(こけだま)は

ガラス瓶から取り出して

全体を水洗いした後

半日陰で風通しの良い所に

置いて経過をみてきました。

 

涼しくなるにつれだいぶ

ハイゴケが回復してきました。

 

しかしながら

テラリウムにしないと

どうしてもハイゴケの先端が

乾燥のために

ところどころ茶色に変色します。

 

すこし野草の芽も出てきていて

自然な趣もいいものなのですが

やはり青々としたハイゴケに

なんとか戻したいですね。

 

シダ植物のプテリスの方は

傷んだ葉は切りましたが

まずまずの状態です。

 

もうすこしハイゴケが回復したら

またガラス瓶の簡易テラリウムに

入れて育てる予定です。

また瑞々しい青々としたハイゴケに

戻ってくれることでしょう。

 

 

今は第四十八候(秋分の末候)

「水始涸(みず はじめてかる)」

田の水を抜いて乾かし、稲刈りに備える時季。

近くの田んぼは既に稲刈りが済んでいますね。

 

十月なのに台風がやってきそうです。