ホソバオキナゴケの苔盆景-97

苔盆景

苔盆景(山苔・ホソバオキナゴケ)

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苔盆景(No.97)

ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)

小石(七個)、寒水砂

主な用土:赤玉土

陶器長方鉢釉薬(ベージュ)

鉢の外寸:(6.0号)

縦100mm×横180mm×高さ15mm

 

石を飛石ふうに置いてみました。

ちなみに石を置き並べることを

石を打つというそうです。

 

このホソバオキナゴケは、

栽培した苔(取り寄せ)です。

山苔として売られているものは

こんもりと、まんじゅうのように

もりあがっているのですが、

この苔は平に、ほぼ均等に

苔が生えそろっています。

まき苔法で栽培したようです。

山取りのホソバオキナゴケは、

色も形も美しいのですが、

最近は取りつくされて

減ってしまったようです。

これからは栽培した苔を

上手に使っていく工夫も

必要になりそうですね。

 

山苔の苔鉢の作り方(張り苔)

山苔を使った苔鉢は、とても簡単に作れます。

用意するものは

山苔(ホソバオキナゴケ、またはアラハシラガゴケ)

小さめの陶器植木鉢(穴あり)

用土(赤玉土小粒3:ケト土1:富士砂1の配合)

鉢底ネットなど、その他詳しくは

苔鉢盆栽の作り方(用意するもの)もご覧ください。

準備ができたらさっそく植え付けます。

1.まず、鉢に鉢底ネットをしきます。

鉢底にあわせてネットを敷けば

あえてワイヤーでとめなくても大丈夫です。

2.用土を入れる。

苔の中央がもりあがるようにします。

たっぷり水をかけて用土をしめらせる。

3.山苔を張り付ける。

山苔はあらかじめ湿らせておきます。

苔を用土に強めに押し付けて張り付けます。

霧吹きで苔にたっぷり水をかける。

これでできあがりです。

苔鉢の作り方でポイントになるのは

苔全体を用土に密着させることです。

苔と用土の間にすきまがあると

苔が乾燥してしまってダメです。

苔のふちは鉢の中に埋め込むか

用土でうめて間があかないようにします。

この本には写真と図で作り方が載っています。

苔(コケ)・苔園芸の本

 

山苔の苔盆景-96

苔盆景(山苔)

苔盆景(山苔) 表

苔盆景(山苔)

苔盆景(山苔) 裏

苔盆景(No.96)

山苔(ホソバオキナゴケ)

石(白)、寒水砂、富士砂

主な用土:赤玉土

陶器楕円平鉢(ベージュ)

鉢の外寸:(4.1号)

縦125mm×横103mm×高さ18mm

 

このホソバオキナゴケは

鉢に植え付けていない状態で

冬を越しました。

やはり乾燥のためか

一部の葉の先端が

白っぽく変色しています。

それでも

全体が真っ白に変色したり

枯れてしまったりしなかったのは

この苔が杉の木肌に張り付いていた

からかもしれません。

これからは、この鉢の土に定着して

春からはきれいな緑の新芽を

伸ばしてくれることでしょう。

 

山苔・ハイゴケ・ギンゴケ

苔はち(ハイゴケ、山苔、ギンゴケ)

苔はち(ハイゴケ、山苔、ギンゴケ)

苔はちの苔の種類が

4種類になりました。

 

山苔と呼ばれる

ホソバオキナゴケと

アラハシラガゴケ。

苔玉に使われるハイゴケ。

街中でもよくみかけるギンゴケ。

 

写真は左から

ハイゴケ、ホソバオキナゴケ(山苔)、ギンゴケです。

 

緑の色も葉の形も

好む環境もそれぞれ違います。

同じく山苔と呼ばれる

ホソバオキナゴケとアラハシラガゴケでも

苔の色や葉の形は微妙に異なります。

 

これから暖かくなるにつれ、

苔の緑がみずみずしくなってきます。

もっとも苔がきれにみえる季節までに

いろいろな緑をみくらべることができるよう

もう少し苔の種類を増やしたいと思います。

 

山苔の苔鉢盆栽-72-3ヵ月経過

苔鉢(山苔)

苔鉢(山苔)

苔鉢盆栽(No.72)

山苔(アラハシラガゴケ)

陶器丸小鉢(青)

この苔鉢は、

2012年11月23日(苔鉢・山苔)

ホソバオキナゴケとして

紹介したものですが、

苔の葉の形からすると

どうやらアラハシラガゴケだったようです。

すこしくすんでいるようですが、

ほとんどかわらない緑です。

 

苔でおおわれた福井平泉寺の境内

苔寺といえば京都西芳寺が有名ですが、

司馬遼太郎が絶賛した苔寺が

福井県勝山市にあります。

平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)です。

『街道をゆく18・越前の諸道』菩提林に

こう書かれています。

「十余年前、ここにきたとき、広い境内ぜんたいが冬ぶとんを敷きつめたようにぶあつい苔でおおわれていることに驚いた。
苔の美しい季節であったからこそそう思ったのだが、京都の苔寺の苔など、この境内に広がる苔の規模と質から見れば、笑止なほどであった。
しかも、苔寺は金をとって収入を得ているが、平泉寺は無料であった。すでに社寺の観光化と金儲けが常識になっていた時代だけに、このことも胆にひびくほどにおどろかされた。」

京都の苔寺にはちょっときびしい文章ですね。

それにしても平泉寺境内の

「冬ぶとんと敷きつめたようにぶあつい苔」とは

どんな苔なんでしょうね。

平泉寺どころか福井県には行ったことがないので

いつか一度は訪れてみたいですね。

この文庫本のカバー写真が

福井平泉寺境内の苔になっています。

この文章が書かれたのは、

1981年(昭和56年)ごろで、

いまから30年以上も前になります。

今も、これからも

かわらずに、すばらしい苔寺のままで

ありますように。

国史跡白山平泉寺旧境内

苔鉢盆栽(山苔アラハ)-69

苔鉢(山苔)

苔鉢盆栽(山苔)

苔鉢盆栽(No.69)

山苔(アラハシラガゴケ)

寒水砂

陶器丸水盤小鉢(ベージュ)

鉢の外寸:(3.0号)

直径90mm×高さ20mm

この苔鉢は、

2012年11月16日(苔鉢・山苔)

ホソバオキナゴケとして紹介したものですが、

葉先がまるまっていて向きもそろっていないので

アラハシラガゴケのようです。

今はところどころ茶色っぽく変色して

元気が無いように見えます。

雨水(うすい)も過ぎましたが

昨日は、ここ千葉県北西部では

雪が舞い散りました。

まだまだ寒い日が続きます。

暖かい春になって

きれいな新芽の緑が出てくるのが

待ち遠しいですね。

 

苔鉢盆栽の作り方(用意するもの)

苔鉢盆栽は簡単に作れます。

しかも、苔玉より育てやすいので

苔園芸入門に、おすすめです。

今回は山苔の張り苔での作り方です。

まず、用意するもの。

1.山苔

山苔は園芸店などで少量のパック詰めを購入します。

近所になければネットでも買えます。

乾燥した山苔の袋詰めもありますが、

これは使いません。

青々とした生きた山苔ですのでお間違いなく。

山苔には、ホソバオキナゴケと

アラハシラガゴケとがありますが

どちらでも大丈夫です。

きれいなうぐいす色か緑の苔を選びましょう。

2.鉢

小さめの陶器鉢(鉢穴あり)。

豆鉢などの小さすぎる鉢は

乾燥しやすいので避けた方がよいです。

大きな鉢も置き場所をとるし、

水やりもたいへんなので、やめましょう。

手のひらに収まるぐらいの

サイズがよいでしょう。

底に穴がある普通の植木鉢です。

穴がない鉢でも作れますが

作り方が違いますので、

今回は鉢底に穴がありている鉢にしましょう。

3.用土

赤玉土小粒、富士砂、ケト土 。

もしかするとケト土が置いていないかもしれません。

その場合はケト土無しでも大丈夫でしょう。

富士砂が無かったら川砂でもよいです。

他の土などは必要ありません。

赤玉土はふるいにかけてみじんを取ってください。

赤玉土と富士砂とケト土を

3:1:1の割合で混ぜあわせます。

これで用土の出来上がりです。

4.その他

鉢底ネット、園芸用のふるい(粗め、細め)

移植ごて(ミニシャベル)、土入れ、園芸ハサミ、

ピンセット、割り箸、ゴム手袋、そして霧吹き。

苔以外は、園芸店や100円ショップで購入できます。

ここまで準備できれば、あとは簡単です。

植え付け(張り苔)は次回です。

 

山苔の苔鉢盆栽-66-3ヵ月経過

コケ鉢盆栽

苔鉢盆栽(山苔)

苔鉢盆栽(No.66)

山苔(ホソバオキナゴケ)

寒水砂

陶器丸小鉢(緑色)

この苔鉢は、

2012年11月14日(苔鉢・山苔)

紹介したものです。

3か月ほど経過して

一部の葉が少しくすんでいます。

冬の間、日光が不足したようです。

これからあたたかくなるにつれ

きれいな緑に回復してくれると思います。

今日は雨水(うすい)です。

この時期から寒さも峠を越え

雪は雨にかわり、

積もった雪はとけはじめます。

もうじき春です。

 

苔盆栽とは何でしょう?

苔盆栽とは何でしょう?

「苔盆栽とは」でGoogle検索しても

そのものずばりの答えはみつかりません。

(数ページ見ただけですが)

「盆栽とは」で検索すると

たくさん解説がならんでいます。

草木を鉢(盆栽鉢)に植えて鑑賞する趣味で

自然の風景を鉢の中に作りだして楽しむ

というようなことになります。

盆栽でイメージするのは

松、梅、桜、サツキ、楓などでしょうか。

盆栽鉢の土には苔が生えてることが

よくありますよね。

でも鉢の土に苔があるからといって

あえて苔盆栽とは言いません。

苔の盆栽だから苔盆栽なのでしょうか?

苔だけを鉢に植え付けたものは

じつは「苔鉢」といいます。

(「苔園芸コツのコツ」、「苔玉と苔」より)

しかしながら、苔鉢や苔鉢盆栽は

一般的にあまり知られていないので

検索しても解説は出てきません。

「苔鉢とは」で当サイト(koke8.jp)の

苔鉢とは|苔はちの簡単な説明が

出てくるだけです。

次に「苔盆栽」で画像検索してみました。

まず、苔だけの鉢植えの苔鉢。

苔が多めのミニ盆栽(小品盆栽)。

苔、草木、石、砂、ミニチュアの小物などで

山河や里山などの風景を創る盆景や箱庭。

苔玉以外の苔園芸の作品が表示されます。

どうやら、

苔が主役の盆栽や盆景などを

苔盆栽とよんでいるようです。

では、苔玉はどうでしょう。

「苔玉とは」 で検索すると

苔玉-Wikipedia苔玉とは-はてなキーワードなど

その他にもいろいろと解説が出てきます。

苔といえば苔玉というぐらい

一般的になじみがあり

インテリアとして人気がありますね。

Wikipediaの解説にもありますが、

苔玉は盆栽の一種になります。

苔玉も苔盆栽のひとつでもよさそうですが、

苔鉢や苔盆景にくらべて

圧倒的にメジャーな存在なので

苔玉とその他の苔盆栽というのが

苔盆栽のイメージのようです。