プランターの残念なハイゴケ

プランターのハイゴケ

プランターのハイゴケ

ベランダに置いたプランターに

ハイゴケ(這苔)を植え付けて

高温多湿の夏を乗り越えることが

できないものか試してみました。

 

今回の試みの結果は

写真を見てのとおり

プランターの中のハイゴケは

とても残念な状態です。

 

今年(2015年)3月28日投稿の

ハイゴケは冬を越えましたが

の写真はそれほど良い状態の

ハイゴケではないのですが

それでも比べてみると

違う種類かと思うほどの差です。

 

ハイゴケの厚みが増しているので

かろうじて生長している所もあるのですが

ハイゴケの色がきれいな緑になりません。

茶色に変色してしまっている部分や

完全に駄目になっている所も多いです。

 

それと野草の芽が次々に出てきて

抜いても抜いてもきりがありません。

 

やはりハイゴケを育てるなら

蓋のある半透明のプラスチックケースで

強い風があたるのを防いだり

湿度を調節したりしないと

良い状態では生長しないようですね。

 

ただし冬場はこれでいいのですが

問題は高温多湿の夏をどうするか。

来年の夏に

また別の方法を試してみます。

 

山苔の育て方(2015年秋)

土の表面が乾いたらたっぷり

というのが水やりの基本なのですが

実は

苔(コケ)にとっては良くありません。

 

苔は安定した環境を好むので

乾燥と過湿を繰りかえされると

適応できずに弱っていきます。

 

蒸れに弱い山苔にとっても

基本の水やりは良くありません。

特に夏場にはダメージが大きく

変色してしまう原因になります。

 

山苔が夏を乗り切るには

できるだけ涼しい場所で

乾燥ぎみの安定した環境に

置いてあげるのがいいのです。

 

山苔は人気のある苔ですが

とてもデリケートで

育てるのはなかなか難しく

他の植物と一緒に育てると

失敗することが多いのです。

 

ミニ盆栽で樹木を引き立てるため

鉢土に山苔をはりつけたりしますが

きれいな黄緑色なのは最初だけで

徐々に変色して黒褐色になりがちなのは

樹木にとっては正しい水やりが

山苔にはダメージとなるからなのです。

 

一年をとおして

山苔のきれいな緑を愉しむには

山苔だけの苔ボールか苔鉢を

室内の窓際に置いたテラリウムで

やや乾きぎみに育てるといいようです。

 

 

秋は園芸シーズン

ベランダでの園芸やガーデニングも

ようやく楽しめるようになりますね。

 

秋は苔(コケ)を植え付けるのにも

良い季節です。

 

夏の暑さで弱っていた山苔も

ようやく元気を取りもどす頃です。

 

これから山苔を使って何か作るとすれば

ちょっとめずらしい山苔の苔玉(こけだま)

山苔を小さな鉢にこんもり植え付ける苔鉢

モミジのミニ盆栽に山苔をはりつけるなど

楽しみ方はいろいろあると思いますが

一番のおすすめは苔テラリウムですよ。

 

 

詳しい解説は山苔の育て方をご覧ください。

今回少し内容を改訂しました。

 

ハイゴケは冬を越えましたが

春のハイゴケ(傷み気味)

春のハイゴケ(傷み気味)

ハイゴケ(這苔)を屋外に置いた

半透明のプラスチックケース内で

育てながら保存しています。

 

この冬をなんとか越えた

ハイゴケの今の様子です。

 

きれいな緑の部分も多いのですが

残念ながらところどころで

苔(コケ)が傷んでしまっています。

 

去年(2014年12月7日)投稿の

ハイゴケを育てながら保存する

とほぼ同じ部分を写した写真なので

比べると状態の変化がわかります。

 

気温が低く乾燥した冬の間は

ケースの蓋をほとんどしたままなので

ケース内が低温多湿で安定するためか

ハイゴケの状態が良かったようです。

 

ところが

春先から寒暖の差が激しくなったり

冬に比べると日差しも強くなったりして

ケース内の環境を一定に保つのが

難しくなりました。

 

その日の気温、湿度、天気予報で

蓋を開けたり閉めたりして

なんとか調整していましたが

どうやらそのころから苔が

徐々に傷みだしたようです。

 

結果的に低温と高温

多湿と乾燥が繰り返されるという

苔にとってはとても厳しい環境に

なってしまったのでしょう。

 

ハイゴケのプラスチックケースは

半日陰に置いてあるのですが

よく日があたっていた場所の方が

比較的苔の状態が良いようです。

 

水やりも冬よりは多めにしましたが

同じケース内でも乾きやすい場所と

いつまでも濡れている場所があり

苔の状態に影響していますね。

 

比較的日があたらず

加湿状態にあった部分のハイゴケが

傷んでいるようにも見えますが

どうだかよくわかりません。

 

春先のハイゴケの管理方法については

もうひとくふう必要ですね。

まだまだ精進が足りないようです。

 

これからは日一日と気温もあがり

湿度も高くなりますから

できるだけ日にあてるようにすれば

ハイゴケは生長するでしょう。

 

きれいに回復したら

苔玉に仕立てることにします。

 

 

ここ数日は気温があがり

園芸を楽しめる季節になりました。

ここ千葉県北西部でも桜の花が開き

来週には見頃になりそうです。

 

ハイゴケを育てながら保存する

ハイゴケの保存

ハイゴケの保存

haigoke-20141119b

ハイゴケを保存する方法

保存するというよりも

育てておくといったほうが

よいかもしれません。

 

ハイゴケを育てるのに

土は必要ありません。

 

光と水があって

ある程度高めの湿度の

環境においてあげれば

生長を続けます。

 

ただし高温多湿の真夏は駄目です。

ハイゴケが蒸れて傷んでしまいます。

 

どちらかというと

低温多湿を好むようですが

真夏以外の季節であれば

生長するようです。

 

写真は立冬の日に撮影した

ハイゴケの様子です。

今日の状態もほぼかわらず

野草の芽も少し出てきていますが

ハイゴケの状態は良いです。

 

私が実際にやっている方法は

衣装などを入れるための

大きめのプラスチックケースで

蓋つきのものを使います。

 

そのプラスチックケースの底に

新聞紙1日分ほどを敷きつめ

全体を水で濡らします。

 

この新聞紙の上にハイゴケを

すき間なく置きます。

 

これでハイゴケの植え付け完了。

あとはハイゴケが乾燥しないように

定期的に水やりをします。

 

その日の天気、気温そして湿度

風の強さなどもみながら

プラスチックケース内の温度湿度が

出来るだけ一定になるように

蓋を閉じたり、少し開けたりして

調節します。

 

置き場所は夏は日陰

夏以外の季節は半日陰

に置きます。

 

写真を良く見ると

新聞紙の上にハイゴケが

這うように伸びているのが

わかると思います。

 

こんな感じの

育てながら保存する方法で

今年の猛暑ものりきっています。

この冬を越えたらまた紹介します。

 

今日は二十四節気の大雪

このあたり(千葉県北西部)の

今朝の最低気温はマイナス2℃

明日も寒い朝になりそうです。

 

 

苔玉の育て方(2014年秋)

苔玉(こけだま)を上手に育てるには

ちょっとしたテクニックが必要です。

【一般的な苔玉の育て方】

苔玉(ハイゴケ、ヤマモミジ)

苔玉(ハイゴケ、ヤマモミジ)

まずは

一般的な苔玉の育て方です。

置き場所:

屋外の明るい日陰

風通しの良い場所

に置いて育てる。

直射日光や強い風が

あたる場所は避けること。

苔玉を室内に飾るのは

2~3日までにする。

水やり:

苔玉を載せる皿に

水を張って吸水させる

腰水という方法で

毎朝午前中に水やりする。

夏場には朝夕2回

たっぷりと水やりします。

苔玉が軽くなるほど

乾燥しているときは

ドブ漬けといって

水を入れたバケツなどに

苔玉を沈めて

数分間吸水させる。

肥料:

植物の成長期に

月1回から週1~2回

規定の倍率のさらに2倍に

薄めた液体肥料を

苔玉全体にスプレーする。

 

一般的な方法は

水やりに手間がかかります。

しかも

ベランダで苔玉を育てると

苔が緑から茶色に変色

してしまうことが多いようです。

 

【苔八メソッド】

苔八がおすすめする

とても簡単な苔玉の育て方は

苔玉テラリウムにする方法です。

苔玉を室内に飾りながら

育てることができます。

苔玉テラリウムは

ボールやシリンダ型のガラス容器に

根腐れ防止用のゼオライト少々と

発泡錬石を敷きつめた上に

苔玉の苔の部分をすっぽりと

入れて育てる方法です。

この方法なら水やりが簡単です。

そしてなにより

ガラス容器の中なら

ある程度湿度を一定に保てるので

苔が緑のままで生長します。

 

苔玉テラリウム(ハイゴケ、プテリス)

苔玉テラリウム(ハイゴケ、プテリス)

置き場所:

室内の明るい窓辺など

明るい日陰または半日陰

となる場所に置きます。

ハイゴケは山苔よりも

明るい場所を好みます。

ただし

直射日光、強い風

エアコンからの風が

あたる場所は避けます。

 

苔玉(ホソバオキナゴケ、ヘデラ)

苔玉(ホソバオキナゴケ、ヘデラ)

水やり:

ガラス容器の底に

5mmから1cmほど

水を入れておきます。

水がなくなったら

植え込み植物の根元から

水をそそいであげます。

週に1回から2回の

水やりで十分です。

ハイゴケは過湿ぎみでも大丈夫ですが

山苔は水を少なめにします。

週に一度くらいは

天気が良い風の弱い日に

ベランダの日陰の棚などで

葉水をするとよいです。

肥料:

肥料は必要ありません。

肥料を与えると苔が枯れてしまいます。

 

明るい日陰でも生長できる

シダなどの観葉植物を植え込んだ

苔玉ならぜひこの方法を

試してみてください。

 

注意:

この苔玉の育て方は

樹木や日当たりを好む植物では

うまくいきません。

 

 

あわせてこちらもご覧ください。

参考
苔玉の育て方(2013年)
苔玉の補修や苔の準備

 

苔玉(こけだま)とは

苔玉(こけだま)の作り方

園芸用語集

 

 

一般的な苔玉の育て方は

『苔園芸コツのコツ』『苔玉と苔』

を参考にしています。

 

なおこの投稿以降に書き改められる

最新の解説については

苔玉(こけだま)の育て方をご覧ください。

 

 

今日は立秋(りっしゅう)

暦の上では秋の始まりですが

まだまだ猛暑が続きそうです。

残暑お見舞い申し上げます。

 

ハイゴケの育て方(2014年夏)

ハイゴケ(這苔)

ハイゴケ(這苔)

【ハイゴケの特徴】

ハイゴケ(這苔)は

黄緑か茶色みを帯びた色で

土手、岩、倒木の上などに

這うように広がります。

 

日当たりと湿度を好み

生長が早く丈夫な苔です。

 

美しい黄緑色のハイゴケですが

乾燥すると葉が茶色に変色し

立ち上がったようになります。

 

ハイゴケは苔玉の材料として

もっともよく使われています。

また

苔庭、苔盆栽、テラリウムなどにも

よく利用される人気のある苔です。

 

ただしハイゴケは

土の上に軽く載っているだけなので

簡単にはがれてしまうのが難点です。

 

【ハイゴケの育て方】

ハイゴケをきれいな黄緑色のままで

育てるには日当たりと湿度がポイントです。

ハイゴケが乾燥すると

葉の先端から茶褐色に変色して

立ち上がってくるのですぐにわかります。

 

置き場所:

ハイゴケは基本的に日当たりを好みます。

ただし

日当たりが良すぎても乾燥してしまうので

木漏れ日があたる半日陰がよさそうです。

また強い風があたる場所は

やはり乾燥がすすむので避けてください。

 

水やり:

ハイゴケは湿度を好みます。

毎日でも水やりや霧吹きなど

とにかく乾燥しないようにします。

過湿ぎみでも大丈夫なので

できるだけ空中湿度を保ってください。

 

用土:

用土はなくてもハイゴケは育ちます。

栄養のない素材の用土であれば

大丈夫だと思います。

 

肥料:

ハイゴケに肥料は必要ありません。

肥料は苔にとっては有害なので

ハイゴケには与えないで下さい。

 

ハイゴケは湿度を保ったうえで

適度に日にあててあげれば

瑞々しい黄緑色のままで

どんどん生長してくれますよ。

苔ボール(ハイゴケ)

苔ボール(ハイゴケ)

 

ハイゴケの苔玉の育て方なら

ボールやシリンダの形をした

ガラス容器などに

苔玉をすっぽりと入れた

苔玉の半テラリウムが

おすすめです。

 

 

このページは

ハイゴケの育て方(お世話)
ハイゴケの育て方(お世話)その2

の内容を改めたものです。

 

なおこの投稿以降に書き改められる

最新の解説については

ハイゴケの育て方をご覧ください。

 

今は大暑の初候(第三十四候)

「桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)」

桐が実をつけ始める頃。

梅雨が明けて

厳しい暑さになりました。

 

山苔の育て方(2014年夏)

山苔の育て方について

山苔の育て方(2013年)

の内容を改めました。

ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)

ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)

アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)

アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)

【山苔とは】

山苔というのは

園芸店などで販売されるときの

名前で本当は

ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)と

アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)

のことです。

 

ホソバオキナゴケ(写真上)は

その細葉という名前のとおり

葉先が細く真っすぐで揃っています。

 

アラハシガラゴケ(写真下)は

ホソバオキナゴケに比べて

葉先が曲がり向きが揃っていないので

ふさふさした感じに見えます。

 

どちらもシラガゴケ科のコケで

乾燥すると葉が白くなって

まるで白髪のようになります。

 

逆に過湿な状態だと

山苔の葉は濃い緑色になります。

 

また、こんもりとした形から

「まんじゅうごけ」とも呼ばれます。

 

生長はとてもゆっくりで

杉の大木の根元などで

半球状に盛り上がるように生えます。

 

日陰から半日陰を好み

乾燥や寒さには強い苔ですが

蒸れには弱いという特徴があります。

 

苔庭に使われることも多く

苔寺といわれる京都西芳寺の

苔庭の主要な苔のひとつで

こんもりとした群落をつくり

独特の色合いと質感に人気があります。

 

「苔八」では

山苔を苔盆栽や苔玉に利用しています。

 

【山苔の育て方】

山苔はとてもデリケートな苔で

温度や湿度が安定した環境

に置くことがポイントです。

山苔は比較的乾燥に強いのですが

瑞々しい緑のままで山苔を育てるには

適度な空中湿度で安定した環境

に置く必要があります。

 

また寒さにも強い山苔ですが

屋外だと冬は休眠するので

冬の間も緑を愉しむには

室内などに置いて

防寒する必要があります。

 

置き場所:

山苔は半日陰でも大丈夫ですが

温度変化の少ない

明るい日陰の方がよいです。

室内であれば

レースのカーテン越しの窓辺など

明るい日陰に置いて下さい。

直射日光やエアコンの風が

直接当たらない場所です。

できるだけ

気温や湿度の変化が少ない場所に

置いてあげるとよいです。

 

水やり:

山苔に直接水をかけるよりも

空気中の湿気が高い場所に

置いてあげることが重要です。

特に蒸れには弱いので

葉が濡れた状態で気温が上がると

苔が弱って変色してしまいます。

日中は蒸れをおこすので避けて

朝か夕方にの水やりして下さい。

 

用土:

用土は栄養のない素材の用土

例えば

赤玉土や砂などで大丈夫です。

山苔と用土を密着させることが

大事なポイントです。

 

肥料:

山苔に肥料は必要ありません。

肥料は苔にとっては有害なので

山苔には与えないで下さい。

 

 

山苔は日当たりと温度湿度が

安定した環境に置いてあげれば

一年中緑のままで生長します。

山苔の苔ボール

山苔の苔ボール

山苔の苔玉の育て方なら

ガラス容器などに

苔玉をすっぽりと入れた

苔玉の半テラリウムが

おすすめです。

 

写真のように苔ボールを

ガラス保存瓶に入れた

テラリウムなら

明るい日陰に置いて

数か月に一度の水やりだけで

いつもきれいな緑を愉しめます。

 

参考
山苔の色(変色について)

 

なおこの投稿以降に書き改められる

最新の解説については

山苔の育て方をご覧ください。

 

いまは第三十三候(小暑の末候)

「鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす)」

鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃。

来週は大暑ですね。

 

苔玉の育て方(2013年)

苔玉(こけだま)の育て方(お世話)

一般的な苔玉の育て方(お世話の方法)と苔玉瓶(苔テラリウム)での育て方

 

「苔はち」では苔玉の苔(コケ)には、

ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)とハイゴケ(這苔)を使っています。

苔玉に植える観葉植物は、プミラ、プテリス、アジアンタムなどです。

苔も観葉植物も半日陰(朝日だけ当たる、木漏れ日があたる)と

水と空中湿度を好み比較的丈夫な種類です。

 

一般的な苔玉の育て方(お世話の方法)

苔玉(ホソバオキナゴケ、プミラ)

苔玉(ホソバオキナゴケ、プミラ)

【置き場所】

苔玉の置き場所は、一般的には屋外になります。

半日陰または明るい日陰で風通しの良い場所。

ただし、直射日光や強い風があたる場所は

苔や植物の葉が傷むので避けます。

ベランダなどのコンクリートの上には

直接置かずに棚などの上に置きます。

エアコン室外機の風が当たるような場所もさけて下さい。

 

 【水やり】

苔玉を枯らしてしまう失敗の原因は水切れにあります。

苔玉の芯まで水を吸わせる一般的な方法には

毎朝、苔玉のお皿に水を張る腰水という方法や、

苔玉が乾燥していた場合には、水を入れたバケツやボウルに

苔玉をまるごとしずめるドブ漬けという方法があります。

ただし、腰水の水の量には注意が必要で

少ないと乾燥してしまいますが多すぎると根腐れの原因になります。

朝に注いだ水が午前中になくなる程度が適量ですが、

水が残っているようなら捨てるようにします。

 

【肥料】

一般的には、薄めの液体肥料を観葉植物に与えます。

肥料は規定の倍率をさらに2倍にうすめて散布します。

ただし、苔には肥料は必要ありません。

肥料を与えると苔が枯れてしまいますので

肥料を与える際には苔にかからないようにします。

 

「苔はち」の苔玉と苔玉瓶(苔テラリウム)の育て方

苔玉瓶(ハイゴケ、プテリス)

苔玉瓶(ハイゴケ、プテリス)

苔玉をガラス瓶やグラスに入れた

苔玉瓶なら

お世話はとっても簡単です。

 

【置き場所】

明るい日陰

または

半日陰(朝日だけがあたる、木漏れ日があたる)

室内の明るい窓辺などで

風通しが良い場所に置いてください。

ただし

直射日光、強い風、エアコンからの風が

あたる場所は避けてください。

特に蓋をした苔玉瓶では

直射日光があたると冬でも

急激な温度上昇により苔が蒸れて

駄目になってしまいますのでご注意ください。

 

ハイゴケと観葉植物の苔玉瓶は

週に一度か二度くらいは

天気が良い風の弱い日に

ベランダの日陰の棚などに

置いてあげるとよいです。

 

山苔(ホソバオキナゴケ、アラハシラガゴケ)の

苔玉瓶は一定の環境に置いた方がよいです。

 

苔玉瓶(ホソバオキナゴケ)

苔玉瓶(ホソバオキナゴケ)

【水やり】

ガラス瓶の底にしいてある

ハイドロボールが

水で濡れている状態を

保つようにします。

 

ハイゴケの苔玉瓶や

蓋をしない苔玉瓶なら

少し多めに瓶の底から1cmほど水を入れます。

 

山苔(ホソバオキナゴケ、アラハシラガゴケ)の苔玉瓶や

蓋をしてある苔玉瓶なら

すくなめに瓶の底から2mmほど水を入れます。

 

季節や置き場所の環境(湿度)にもよりますが

蓋のない(または蓋をしていない)苔玉瓶は

3日から1週間で水がなくなってきます。

水の減り具合を見て水をあげてください。

 

蓋をしてある苔玉瓶なら

数週間から数か月間も水はなくなりません。

 

苔(コケ)も観葉植物も

週に一度くらいは霧吹きなどで

葉水をしてあげるとよいです。

 

【その他】

肥料は必要ありません。

肥料はあげないでください。

苔(コケ)や観葉植物が伸びすぎたら

切り取って仕立て直してください。

 

苔玉の育て方もあわせてご覧ください。

 

山苔の育て方(2013年)

山苔の育て方お世話

山苔(ホソバオキナゴケ、アラハシラガゴケ)は、

半日陰(朝日だけ当たる、木漏れ日があたる)を好みます。

比較的乾燥や寒さに強く、蒸れには弱いという性質です。

ただし、みずみずしい緑を楽しむには

空気中の適度な湿気が必要です。

また、寒い冬は休眠してしまいますので

室内に置くなど防寒する必要もあります。

【置き場所】

レースのカーテン越しの窓辺など明るい日陰に置いて下さい。

直射日光は当たらないようにして下さい。

エアコンの風が直接当たらない場所に置いて下さい。

苔鉢、苔瓶(テラリウム)、苔玉などのお世話のしかた

苔のお世話

苔のお世話 苔鉢(陶器鉢)

苔鉢や苔玉など蓋がないものは、

エアコンを使用する季節や、

室内が乾燥している場合は、

鉢ごとコレクションボックス(プラスチックケース)などに

入れることをおすすめします。

苔瓶(ボトルテラリウム)では

蓋をしめておいてください。

週に1回~2回は、

ベランダなど外に出し、ある程度風通しがよい場所に置いて下さい。

ケースに入れたままや瓶の蓋をしたままにすると

カビが生えてしまうことがあります。

朝日や木漏れ日など弱い日光に数時間当てると良いです。

直射日光や西日には当たらない明るい日陰に置いても良いです。

地面やコンクリート上に直接置かないで棚などの上に置いて下さい。

また、強い風やエアコンの室外機からの風に当たらないようにして下さい。

冬は、冷たい空っ風に当てると苔が傷みますから

風の弱い温かい日を選んで出してください。

【水やり】

苔が乾燥しないように、朝か夕方に霧吹きで苔に水をかけて下さい。

霧吹きで数回水をかけて苔の葉に朝露がついたようになればOKです。

日中の水やりは蒸れをおこすことがありますので避けて下さい。

コレクションボックスに入れた苔鉢や苔瓶(ボトルテラリウム)は

週に何度か(1回~2回)、外に出したときの朝か夕方に

霧吹きで苔に水をかけて下さい。

苔の葉が乾燥していてくすんだように見えても

霧吹きで水をかけるとすぐに緑色(うぐいす色)になってきます。

 

苔鉢と苔瓶のお世話

苔鉢(ガラス鉢)と苔瓶のお世話

ガラス鉢やガラス瓶の場合は

ハイドロカルチャー風に

ハイドロボール主体の用土に

植えつけてありますので

鉢底のハイドロボールが

1mm~2mmほど濡れているように

水をあげてください。

鉢底の水がなくなったら、霧吹きで葉水をしながら水をあげてください。

お世話(苔玉)

苔玉のお世話

苔玉の場合は、

受け皿に水を入れて

苔玉に水をしみこませる

腰水という方法で水をやります。

毎朝、半日でなくなるほどの

水を入れてあげます。

昼過ぎになっても受け皿に

まだ水が残っていたら

その水はすてるようにします。

【苔の変色について】

シラガゴケ科の山苔(細葉白髪苔、粗葉白髪苔とも)は

乾燥すると葉が白っぽくなることから

その名前がついたようです。

ただし、蒸れて白く変色することもあります。

水のやりすぎや日光不足により黒ずむこともあります。

山苔は、環境や季節の変化により変色します。

白、茶褐色、黒ずんだ緑などになることがありますが、

数週間かけて少しずつ変色したときは、

次の春や秋の成長期に

またきれいな緑やうぐいす色に戻ります。

ただし、蒸れにより短時間で変色した場合は

もとに戻らないようです。

山苔の色(変色について)もご覧ください。

【その他】

肥料は一切必要ありません。

肥料を与えると枯れてしまいます。

 

※あわせて以下のページもご覧ください。

山苔の育て方(お世話、お手入れ)基本
山苔の育て方(お世話)早春
山苔の育て方(お世話)春
山苔の育て方(お世話)梅雨
山苔の育て方(お世話)夏
山苔の育て方(お世話)秋
山苔の育て方(お世話)冬

山苔の育て方

 

山苔の育て方(お世話)秋

ここ千葉県北西部の今朝6時ごろの気温は約20度

雨上がりでもあり、少し霧も出ていて涼しく感じられました。

日中の気温も30度に届くかどうかといったところで

先週まで続いた猛暑もどうやら峠を越えたようです。

 

秋は苔(コケ)の生長期です。

8月下旬はまだ残暑がありますが

それでも処暑を過ぎて朝夕が涼しくなってくると

この夏の猛暑で傷んでしまった葉や

なんとなく弱っているように見える苔も

徐々に元気を取り戻して回復してきます。

 

秋は春に次いで苔の植え付けに適する季節です。

9月から11月ごろまでが苔の生育期間になります。

 

山苔とよばれるホソバオキナゴケやアラハシラガゴケの

苔玉、苔鉢盆栽、苔盆景、苔テラリウムなど

作って楽しむもよし、苔の生長を楽しむのもよし

9月から11月ごろまでは苔園芸を楽しめる季節です。

 

苔玉や苔盆栽などを作るのなら

9月早々に植え付ければ、冬の休眠期まで

3か月ほど生育する期間がありますので

早めに植え付けて定着させたほうがよいでしょう。

 

残暑がある間の水やりは夏と同様に

早朝か夕方の涼しい時間帯に

たっぷりと与えるようにします。

 

涼しくなってきたら

夏場ほど水やりに気をつかわなくても大丈夫です。

 

この夏を冷房のきいた室内で過ごした苔は

涼しくなってきたら外に出してあげてもよいでしょう。

ただし

山苔は本当にデリケートな苔で

環境を急に変化させないほうが良いです。

日中でもエアコンを使う必要がなくなり

窓を開けていても室内でも過ごせるほど

快適な気候となってから

置き場所を変えるようにしたほうが良いと思います。

 

とにかく山苔を育てるには

半日陰または明るい日陰に置いて

乾燥させず過湿にもしない

できるだけ一定の環境の中で

お世話をするのがよさそうです。

 

次回は、山苔のお世話についてのまとめの予定です。

 

山苔の育て方もご覧ください。