スナゴケ(砂苔)がいつのまにか

スナゴケ

スナゴケ(風蘭の鉢の中)

七十二候の第一候は

「東風解凍

(とうふう こおりをとく)」

東から暖かい春風が吹いて

氷が解け始めるころです。

 

立春からの厳しい寒さが

今日も続いていますが

予報ではまだ真冬の寒さが続き

明日にはまた雪が降りそうです。

 

氷はまだ解けだしそうにありません。

 

暖かい春の風が待ち遠しいですね。

 

春の風は「東風(こち)」や「梅東風(うめごち)」

とも呼ばれます。

 

「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花

主(あるじ)なしとて春な忘れそ」

 

大宰府に左遷されるときに

菅原道真が詠んだ歌です。

 

梅には風待草(かぜまちぐさ)や

春告草(はるつげぐさ)という別名もあります。

 

東風と梅の花は

待ち遠しい春の知らせ

とされてきたのですね。

 

 

写真はスナゴケ(砂苔)です。

いや、たぶんスナゴケだと思います。

 

というのも1年以上前に買った

風蘭(フウラン)の鉢の中に

いつのまにか生えていた苔(コケ)で

意図して育てたスナゴケではないのです。

 

形や色からスナゴケ(砂苔)だと判断しました。

 

スナゴケはキボウシゴケ科のコケ植物で

日当たりが良く湿った場所を好む苔です。

 

生長が早く丈夫な苔なので

屋上の緑化素材としても利用されるそうです。

 

うすい黄緑の葉と長く伸びた蒴(さく)が

とてもきれいで瑞々しく

ここには春がきているかのようです。