屈斜路湖の冬の苔とマリゴケ

今日は節分(せつぶん)です。

 

二十四節気が一巡した大寒の末日

暦(こよみ)の始まりとなる立春の前日。

 

豆まきをしたり

柊(ひいらぎ)の枝にイワシの頭を刺して

玄関にかざすなど

旧暦の大晦日としての行事が行われます。

 

もともと節分は

二十四節気の季節が移り変わる

立春、立夏、立秋、立冬の前日のことでした。

 

それが次第に春だけに用いられるようになり

現在では立春の前日のことになっています。

 

最近?流行り?の節分の行事に

節分の夜に食べる恵方(えほう)巻きがあります。

 

その年の神様がいる方角を向いて

太巻き一本をまるごと無言で食べると

縁起がよいとされ

また願い事が叶うともいわれています。

 

節分は七十二候の最後でもあります。

鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)

春の訪れを感じた鶏が卵を産み始めるころ

という意味です。

 

鶏は本来は冬場には卵を産まず

日照時間が長くなると産み始めるそうです。

因みに「乳」という字は「産む」という意味もあります。

 

昔から鶏は夜明けを告げる鳥として尊ばれてきました。

 

鶏が夜明けを告げるように

長い冬の終わりと春の到来を伝えてくれる

ということのようです。

 

苔の話をひとつ。

NHK『さわやか自然百景』屈斜路湖で

冬の苔(コケ)が紹介されていました。

 

北海道の東部に日本最大のカルデラ湖である

屈斜路湖(くっしゃろこ)があります。

 

「カルデラ湖」とは

火山活動によってできた盆地に

水が溜まってできた湖です。

 

屈斜路湖の周辺で続く火山活動は

いまも植物や動物に大きな影響を与えています。

 

冬でも地熱で雪がつもらず

気温がマイナス20度以下のときでも

地表は20度ほどに保たれる場所では

地面を青々とした苔が覆っています。

 

火山の熱で暖められた水蒸気が湯気となって

苔が好む水分を供給しているため

苔は一年中青々として枯れることがないそうです。

残念ながら苔の種類は不明です。

 

また屈斜路湖では「マリゴケ」が見られます。

阿寒湖のマリモと違って

枯れたコケ(ヤナギゴケなど)が集まって

茶褐色の球状となったものです。

 

屈斜路湖の他には福島県の猪苗代湖でみられるようです。

さわやか自然百景 北海道屈斜路湖にマリゴケの写真が載ってます。

番組ではマリゴケは紹介されていません。
HPではなぜか冬の苔の写真は載っていません。

 

明日は立春です。