苔(コケ)で巣を作る鳥

十月八日は二十四節気の十七番目

寒露(かんろ)です。

 

野草に宿る朝露が一段と冷たく輝き

秋の深まりを感じる頃とされています。

 

ところが

昨日、今日と関東地方は蒸し暑く

30度近くまで気温が上がり

まるで真夏のようです。

 

朝、道端のクローバーには

朝露が光っているのですが

日中は熱中症に注意しなければ

ならないような気候です。

 

この時期らしい

すがすがしい秋に戻るのは

来週になりそうです。

 

ところで

苔(コケ)を巣の材料にする

鳥がいることをご存じでしょうか。

オオルリ、シジュウカラ、メジロなどです。

 

バードウォッチャーあこがれの

青い鳥オオルリ(大瑠璃)は

夏鳥として4月下旬ごろ

日本の全国各地に渡来し

冬は東南アジアで越冬します。

 

オオルリはメスが

岩のすきまなどに

主に苔を材料として巣を作り

つがいで子育てします。

 

ちなみに

光沢のある青い鳥はオスで

オオルリのメスは茶色です。

 

苔は保温性と保湿性に優れ

卵や雛を衝撃から守る

やわらかいクッションにもなります。

 

さらに巣の外側に張り付けることで

苔の緑が木の葉の緑にまぎれて

巣を目立たなくする効果もあり

まさに巣の材料にうってつけのようです。

 

苔ははじめに岩について

次に続くシダや樹木を育てる

大切な働きがありますが

鳥の役にもたっているのですね。