史上最強の生物、ギンゴケ。

史上最強の生物は何でしょう?

 

「結論はギンゴケ。

同じ種が

低温で紫外線の強い高山や南極から

高温で乾燥する都市まで生育している

陸上植物はほかにはないだろう。」

 

『コケのふしぎ』(樋口正信)という本の

「史上最強コンビ-クマムシとギンゴケ-」

というトピックに書かれてあることです。

 

どうしてギンゴケが最強なのかというと

クマムシ(緩歩動物)のように

史上最強の生物とも言えそうな

非常に強い生命力の動物でも

 

著者いわく

「動物、そして菌類やバクテリアも

しょせん、エサがないと生きていけない

他者依存の従属栄養生物なので、

最強とはいえないだろう。」

ということ。

 

他者に依存しない生物というと

光合成により生育する植物や藻類

化学反応からエネルギーを得る

一部のバクテリアなどになります。

 

この中でも陸上植物である

コケ、シダ、種子植物以外は

比較的穏やかな水の中を

生活環境とすることから

最強の候補からは除外。

 

残った陸上植物の中で

最強の植物なのが

結論にあるギンゴケ

という訳です。

 

なんだかデリケートで

弱々しいイメージもある

コケ植物ですが

ギンゴケが最強なんですね。

 

ちなみにクマムシは

ゆっくりと歩くその姿から

緩歩動物とよばれ

大きさは0.1mmから1mmほど

形がクマに似ています。

 

南極から熱帯、超深海から高山

海・水中・陸、なんと温泉の中まで

ほとんどあらゆる環境で生息する

非常に強い生命力の動物です。

 

顕微鏡で見るような生物で

まったく知りませんでしたが

そんな動物がいるのですね。

 

ある種のクマムシは

ギンゴケの中に住み

ギンゴケを食べているそうです。

 

最強の動物クマムシが

最強の植物ギンゴケの中で

生きているとは

まさに最強コンビですね。

 

『コケのふしぎ
なぜコンクリートの隙間や塀に生えるの?
原始的な陸上植物といわれるワケは?
(サイエンス・アイ新書)』

この本はコケの入門書。

コケはどのような生物で

どういう種類がどんな場所で

どのような生活をしているのか

いろんな角度から書かれています。

 

 

今は第四十候(処暑の初候)

「綿柎開(わたのはなしべ ひらく)」

柎(はなしべ)とは花の咢(がく)

綿を包む咢が開き始めるころ。

今日は涼しいです。