苔(コケ)の味は

『コケはともだち』(藤井久子 監修・秋山弘之)

という本に苔(コケ)の味が書いてあります。

 

コケ植物の研究者たちは

苔を食べてみてその味を

専門書などに書いているようですが

 

この本の著者、藤井久子さんも

実際に三種類の苔を

生のまま食べて味見したようです。

 

苔の味についての部分を抜粋すると

 

まず、オオミズゴケ

「最初にコショウに似たスパイシーな味があり

(と書くとおいしそうだが)、

そのあとにはピリツとした辛味、

そして強い苦みがあった。」

 

次は、ホソバオキナゴケ

「草のような青臭い味のあとに苦味があり、

さらに歯ざわりが砂をかんでいるように

大変悪い。」

 

最後に、ジャゴケ

「鼻を近づけただけで

サンショウのような強い香りがする

(これは私にとっては意外にも

好感の持てる香りだった)。

えいやっとかんでみると、

香りほど味は濃くなかったが、

スッと鼻に抜ける爽やかな風味。

どちらかといえば、口にねばつきが

残ることのほうが気になった。」

 

コケ植物の研究者の多くは

苔はマズイと言っているようですが

意外にも著者の好みにあう?

苔もあったようですね。

 

ちなみに

これまで有毒な苔は

見つかっていないそうですが

私は食べないで

眺めるだけにしておきます。

 

 

今は第三十九候(立秋の末候)

「蒙霧升降(もうむ しょうごう)」

初秋の朝、深い霧が立ちこめる頃。

 

厳しい残暑が続いていますが

もうすぐ処暑(しょしょ)です。

この本は苔(コケ)の魅力や

コケ植物の観察方法などが

楽しく物語風に書いてある

コケの入門書です。